一言に保険といっても生命保険、医療保険、傷害介護保険、損害保険があり、そこから枝分かれした保険商品は数えきれないほどあります。日本は生命保険大国のようですね。加入しておくのが当たり前の感覚がありますが日本以外ではあまりこのようなことはないそうです。
日常生活の備えのためでもありますが、終活を考える上でも保険は活用します。ただ今後の自身の生活のためなのか、残される家族のためなのかにより加入する保険をしっかり選ばなければ意味のないものになってしまいます。

相続対策でよく目にする「500万円×法定相続人は非課税」
単に対象者が亡くなった後に受け取った保険金がすべて当てはまるわけではありません。
一定の死亡保険金のうち契約者、被保険者、保険料負担者が亡くなった本人ものでなければならないのです。これが本人以外だと死亡保険金といっても相続税の対象ではなく所得税など別の課税対象となってしまうことがあります。

また死亡保険金受け取りの死亡原因が限定されていたり、医療保険やがん保険に加入しているのに病気の状態によっては給付金が出ないという事態も発生しています。
偏った保険に加入しすぎていないか、自分が思っている保障と一致しているか・・・
介護が必要になり介護施設へ入所しても病院への入院とは違うため入院保険は下りません。
介護のための備えなら公的介護保険と民間の介護保険を合わせて考える必要があり、さらに介護施設やサービス付き高齢者住宅などの入所も考えているなら、あれこれ保険に加入するより必要な時に現金化できる方法で資金を準備しておいた方が良い対策と言えそうです。

加入してしばらく経っているもの、勧められて何となく加入したなどはっきり内容を把握できていない保険があれば、万が一の勘違いを防ぐためにも保険の種類や保険金の額だけにとらわれず契約者、被保険者、保険料負担者が誰になっているのかなど今一度確認しておくことをお勧めします。